:: Artikel Jurnal :: Kembali

Artikel Jurnal :: Kembali

جاپانی طالب كو اردو زبان سكهانے كا طريقہ كار : چند تجاويز = 日本人学生を対象としたウルドゥー語教育法

Marghoob Hussain Tahir (Graduate School of Language and Culture, Osaka University, 2019)

 Abstrak

人間には母語以外の言語を習得する能力にたけたものもあるが、一般には、外国語を学ぶためには、その言語が話されている地域に居住し、その地域の人々と交流することが最善の方法である。だがすべての人がこれを実践することができないことから、教育機関等で外国語を学ぶことになる。外国語初級学習者が勤勉に学習しなければならないのは当然であるが、教育する側も多くの努力が求められる。本稿ではウルドゥー語初級学習者を対象とした基本的教授法をここに記しておく。文字 : 教員はウルドゥー語の文字一つ一つを板書し、その発音を教授する。すべてのアルファベットを一度に憶えさせるのではなく、いくつかに分けて覚えさせることが重要である。その後アルファベット順に教員が読み、それを学生に覚えさせるが、当初は板書や教科書を見ながら実施し、のちに暗記させるようにする。ウルドゥー語には日本語になり音声、khe やghaiṇ 等については、何度も発音練習させる必要がある。また、日本人はlとr の区別が困難であるため、こうした音声の違いも明確にさせる必要がある。文字の説明が終わった段階で、文字をつなげる練習をさせる。ウルドゥーの文字はalif, dāl, ḍāl, dhāl, re, ṛe, ze, jheなど、次の文字とつながらないものもあるため、こうした文字のつなげ方に注意させる。続いて、文字をつなげた場合の音声について説明する。alif とbeをつなげた場合の音、といった例によって練習させる。また、zabar, zer, peshなどによる発音の違いを説明する。また、3 文字以上がつながった場合の中字の形の変化についても理解させる。基本語彙 : 文字を暗記させたのちに、基本的な語彙を教える。人称代名詞、「家」「太陽」「本」などの普通名詞、親族名称、果実、色彩、曜日、数詞等を教える。時間について述べる 数詞を教える中で、ウルドゥー語に特徴的な「1.5」「2.5」「0.75」などの言い方を教え、時間を説明できるようにする。教員が時計を板書し、時間を示してウルドゥー語で答えられるようにする。単数と複数 : ウルドゥー語は名詞の複数変化があるため、その変化を、発音と共に教える。男性名詞と女性名詞 : 日本人学習者にとって、ウルドゥー語における男性名詞と女性名詞の区別は困難であり、しばしば間違う。これは繰り返し学習することで覚える必要があるが、会話や作文で間違いを修正させることとなる。ただ教育する側が留意しなければならないのは、学生は男性名詞と女性名詞の区別について、徐々に習得していくものであって、初期の段階で男性名詞、女性名詞の間違いを学生に指摘すると、学生が怖気づく可能性がある点である。反対語 教員は、熱い、冷たい、暑い、寒い、大きい、小さい、良い、悪い、早い、遅いなどの反意語を用いた文章を作るように学生に仕向ける必要がある。不定詞および動詞 : 食べる、飲む、寝る、歩く、書く、読む、行く、来るなどの動詞を理解させるためには、基本的な動詞を用いた、きわめて簡単な動詞による作文で学習させることが肝要である。作文 : 作文に当たっては、これまで述べた文法を正しく理解させたうえで、様々な主題についての文章を読み、書き、話せるようにすることが必要である。会話 : 日本人学習者にとっては、dhāl, ze, ẓwād, zo'eなど発音が難しい音声があり、これらを聞き分けることも困難である。その一方で、こうした音声も違いに関係なく会話すると、作文での綴りの間違いよりも良い結果を出すという傾向がみられるのも事実である。日本人は会話に躊躇する傾向が強く、会話での評価よりも作文での評価を求める傾向が強い。肝心なのは、文章の文法的誤謬でなく、文の構造の誤謬で会って、男性名詞と女性名詞の間違い同様に、学習していく過程で修正されるものである。会話における文法的な誤謬の修正は自然な改善に任せるべきである。対話 : 対話文を作らせるとき、特定の主題に関する多くの語彙を使用させる必要がある。親子間での仕事に関する会話、兄妹との健康や病気に関する会話、友人たちとの天気に関する会話など、様々な主題を挙げることができる。教育者は対話文を板書し、学生にそれを暗記させたり、対話の一部を考えさせるなどして対話能力の向上を図ることができる。対話の練習は会話や作文の能力を向上させるうえで有効である。質疑 : 会話能力の向上のため、教育者は学習者に対し、個別に別々の主題についての質問をし、なるべく多くの回答をさせるようにしなければならない。日本人は出門に対しすぐに答える傾向になく、また他人の前で答えられない場合に恥ずかしいと感じることがあるため、教育者は日本人学生が恥ずかしいと思わない程度に助言しながら、それぞれに異なる質問をして会話能力を高める必要がある。上記のような文法習得に関する基本情報について、教員は教室の雰囲気、学生の能力等を考慮しながら、修正を加えつつ学習させることが望ましいと考える。

 Metadata

No. Panggil : 400 FRO 2 (2019)
Entri utama-Nama orang :
Penerbitan : Osaka: Graduate School of Language and Culture, Osaka University, 2019
Sumber Pengatalogan : LibUI japind rda
ISSN : 24339636
Majalah/Jurnal : Frontier of Foreign Language Education
Volume : Vol. 2, 2019: Hal. 159-168
Tipe Konten : text
Tipe Media : unmediated
Tipe Carrier : volume
Akses Elektronik :
Institusi Pemilik : Universitas Indonesia
Lokasi : Perpustakaan UI, Lt 4, R. Koleksi Jurnal
  • Ketersediaan
  • Ulasan
No. Panggil No. Barkod Ketersediaan
400 FRO 2 (2019) 03-19-164278105 TERSEDIA
Ulasan:
Tidak ada ulasan pada koleksi ini: 20497260